液肥 ペンタキープハイパーについて
ペンタキープシリーズは植物の光合成を高める「5-アミノレブリン酸(ALA)」を配合した液体肥料です。(登録番号 生第86041号)
5-アミノレブリン酸(ALA)は動物ではヘム鉄(ヘモグロビン)、
植物ではクロロフィル(葉緑素)の合成における重要な成分です。
また、ペンタキープハイパーは窒素、マグネシウム、微量要素を配合し、
5-アミノレブリン酸(ALA)はこれらの肥料成分の効果を促進させることができ、
作物に効果的に肥料成分を効果的に吸収させることができます。
ペンタキープハイパーはアミノ酸の一種であるアルギニンを追加で配合することで、
他の成分の吸収効率を更に向上しました。
施用後の作物の変化は・・・
- 収量や品質の向上
- 不良環境下での健全な生育
- 光合成能力の増強
- 暗呼吸の抑制
- 環境ストレス耐性の向上
- 葉色の維持や改善
- 肥効促進 などです。
液肥 ペンタキープハイパー 施用例
液肥 ペンタキープ ハイパー 施用例:キャベツ、コマツナ
下記、画像は弊社試験区にてキャベツ(左端、中央、右端)、コマツナ(キャベツの間にある苗)に
ペンタキープ ハイパーを散布し実験を行った際の写真になります。
上が無処理区、下がペンタキープ ハイパーを5000倍で散布した処理区になります。
栽培方法としては培養土(窒素、リン酸、カリなどの肥料成分を含んでいてそのまま育苗ができるもの)を使用した鉢栽培を基本とし、処理区に散布するペンタキープ ハイパー以外は全て同じ条件で育苗を行いました。
なお、キャベツの品種は藍天、コマツナの品種はいなむらを栽培しています。
散布した作物 | 使用した液肥 | 希釈倍率 |
---|---|---|
キャベツ(左端、中央、右端)、 コマツナ(キャベツの間にある苗) |
ペンタキープ ハイパー | 5000倍 |
上記、画像は施用後 2週間後の写真になります。
2枚の画像を比較すると処理区の方が葉色が濃くなり、全体的に大きくなっています。
上記、画像は施用後 3週間後の写真になります。
処理区は更に葉色が濃くなり、苗が全体的に大きくなっていました。
液肥 ペンタキープハイパーの働き
ALAの働きと光合成促進の関係
- POINT1
ALA(5-アミノレブリン酸)とMg(マグネシウム)が結び付き、葉緑素(クロロフィル)ができる。 - POINT2
ヘムが増加することで酵素の働きが高まり、肥効促進や、一部の抗酸化能力も高まる。 - POINT3
不良環境下でも、新配合されたアルギニンが窒素原として機能し有機物の合成を助ける。
ALAのまとめ
- ALAは葉緑素(クロロフィル)の元であり、マグネシウム(Mg)と結びついて葉緑素になる。
- ALAによって葉緑素が増えたことで光合成が活発になる。
(生育の促進) - 光合成により浸透圧が向上した結果、耐塩性や耐寒性が向上します。
(天候不良やストレスに耐性がつく) - 光合成が高まると水や肥料から多くの栄養を吸収させることができる。
(肥効促進) - 多くの栄養を吸収できたことにより、収量や品質が向上する。
液肥 ペンタキープハイパー 対象作物一覧
種類 | 内容 |
---|---|
葉茎菜類 | アスパラガス、カリフラワー、キャベツ、コマツナ、シュンギク、セルリー、チンゲンサイ、ニラ、ネギ、ハクサイ、パセリ、ブロッコリー、ホウレンソウ、ミズナ、ミツバ、レタス 等 |
果菜類 | イチゴ、オクラ、カボチャ、キュウリ、スイートコーン、スイカ、トマト、ナス、パプリカ、 ピーマン、メロン 等 |
根菜類 | カンショ、クワイ、コンニャク、イモ、サツマイモ、ジャガイモ、ダイコン、タマネギ、テンサイ、 ナガイモ、ニンジン、ニンニク 等 |
作物・豆類 | イネ(水稲)、インゲンマメ、エダマメ、エンドウマメ、ソラマメ、ダイズ、チャ、ムギ 等 |
果樹 | イチジク、オウトウ、モモ、カキ、カンキツ類、キウイフルーツ、ニホンナシ、ヨウナシ、ビワ、ブドウ、 ブルーベリー、マンゴー、リンゴ 等 |
鉢花 | シクラメン、シネラリア、パンジー、プリムラ、ベンジャミン、ラン 等 |
切り花 | アルストロメリア、カーネーション、カスミソウ、キク、スイトピー、スターチス、ストック、 トルコギチョウ、バラ、ユリ、リンドウ 等 |
その他 | シバ、タバコ等 |
液肥 ペンタキープハイパー 成分
保障成分量(%) | |||
---|---|---|---|
窒素全量 | 8.0 | 水溶性りん酸 | 6.0 |
水溶性加里 | 4.0 | 水溶性苦土 | 4.0 |
水溶性マンガン | 0.110 | 水溶性ほう素 | 0.170 |
原料の種類(窒素全量を保障 又は 含有する原料) |
---|
尿素、L-アルギニン、5-アミノレブリン酸塩酸塩 * 上記、成分は窒素全量の量が大きい順である。 |
使用されている効果発現促進材 | |
---|---|
DTPA鉄 (鉄として) |
0.11 |
硫酸亜鉛 (亜鉛として) |
0.06 |
硫酸銅 (銅として) |
0.01 |
モリブデン酸ナトリウム (モリブデンとして) |
0.01 |
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