移植兼植え穴あけ ホーラー H110P
苗の定植、移植の作業は時間も労力もかかって大変な堆積作業です。
効率化できるか一度作業手順の見直しをオススメ致します。
大切な作物の定植の時期、「数ヶ月後の収穫時までに立派に育ってくれよ」と想いを込めて一つ一つ苗を植えこむために、長時間しゃがんだり、腰を曲げたりといつの間にか体に負担のかかる体勢で作業をしている 方をよく見かけます。
その無理な体勢を続けていると、段々と作業スピードが遅くなり、労力も大きく消費してしまいます。
今更、この記事を読んでいるプロの生産者の方に伝えることではありませんが、生産の現場では、いかに段取り良く、手間をかけずに、体力を使わずに、且つ作物がしっかりと生育する状況を作れるかが重要なポイントとなります。
もし、現在この定植、移植の段階でキツイ作業環境であると感じているならば、 是非、作業内容を見直して頂きたいと思います。
今回は、それの作業改善に役立つ定植・移植器「ホーラー」をお知らせ致します。
手動での作業になるので小、中規模の生産量の場面でオススメです。
立ったまま「一定の間隔でスムーズに」定植・移植できます!
ホーラー H110P 使用例:コマツナ 定植
これは弊社のハウスでコマツナに定植にホーラー H110Pを使用した動画です。
コマツナの苗を本体に入れて開け閉めするだけで苗を植え付けています。
立ったままで開け閉めするだけなので体に負担をかけずに素早く作業をすることができています。
ホーラー H110P 特徴
本体(寸法) | 幅 31.0cm × 奥行 10.5cm × 高さ 74.0cm |
重量 | 1.60kg |
型式 | マルチ穴径:一文字切、植穴径:11.0cm、深さ:17.5cm(最大) |
株間測り | 最大:40.0㎝ |
- 刺し込んだ後に開け閉めするだけで穴あけと植え付けが同時にできます。
- 株間測りがついていて均等な距離を保ちながらの穴あけや植え付けができます。
- サビ止め塗装がされていて錆びにくく丈夫で長く使うことができます。
ホーラー H110P マルチへの苗の植え付け方法
- ハンドルを開いてホーラーのクラウン(先端)に苗を入れます。
- ハンドルを開いたままでホーラーをマルチの上から地面に刺し込みます。
- ハンドルを開じてホーラーのクラウン(先端)を開けて苗を植え付けます。
- そのままマルチからホーラーを引き上げて土で苗を覆い仕上げます。
ホーラー H110P マルチの穴あけ方法
- ハンドルを閉じてホーラーのクラウン(先端)を開けてマルチの上から刺し込みます。
- ハンドルを開いてホーラーのクラウン(先端)を閉めてホーラーに土を入れます。
- そのままホーラーを引き上げるとマルチに穴を開けることができます。
*開けた穴は種え付けや有機肥料の深層施肥などにも効果的でおすすめです。