サイトマップ

霜、霜柱について。予防や対策

霜、霜柱について

霜

子供の頃は、冬の朝、庭に霜や霜柱を見つけるとよく遊んでいたのを思い出します。この霜や霜柱の発生条件、そしてお困りごとや対策についてまとめました。

霜の降りる条件

霜

霜は空気中の水蒸気が地上付近で氷の結晶になることでできます。因みに、水蒸気が上空で凍ると雪になります。
さて、霜の発生条件としては、冬の時期で風が弱いこと。そして、晴れており放射冷却によって気温が5度以下になると、地面付近は更に温度が低くなり0度以下になることで発生しやすくなります。
空中の水蒸気は、あらゆる物に接していますので、条件が揃うことで、窓や植物、地面、壁などにできます。この状況を、霜が降りるといわれます。
雨や雪が降っていると霜が発生するような急激な冷却が起こらないため霜は発生しません。

霜による被害

路上や外に車を止めておくと霜で窓ガラスが覆われてしまい直ぐに走り出すことができません。
露地栽培の葉物野菜など霜に弱い作物もあり、霜対策は重要です。

車の霜 対策 防止

朝の慌ただしい時間。出勤時間が迫っているのに窓が真っ白。
車の窓ガラスの霜対策には、昔はヤカンでお湯をかけて・・・としている光景を見かけましたが、今は時期になると専用のスプレーが販売していますので、予防する方法としてそれを使うと良いと思います。または、車自体にカバーを掛けてしまうのも有効です。

露地栽培の野菜への霜 対策 防止

毎年時期になると天気予報等で霜注意報を伝えるので、まずはそれをチェックする必要があります。
そして霜による被害を防ぐために対策をする必要があります。
露地の作物の霜対策には、専用のシートがあります。→寒冷紗
寒冷紗は、薄く軽いシートですが、保温効果と通気性があり作物に直接被せることができます。

霜柱の発生する条件

霜柱

霜柱は、冬の時期に氷点下になると発生します。
まず、土の表面の水分が凍り、その下で毛細管現象により上がってきた地中の水分がまた凍り、それを繰り返すことで柱状になっていきます。 霜とは全く異なる現象によって発生します。

霜柱による被害

畑や花壇などの土では霜柱が立ちやすい状況にあります。
よって根の浅い植物などは、霜柱によって根ごと持ち上げられてしまうという被害が発生します。

植物への霜柱 対策 防止

土ごと広い面積で持ち上げられてしまうのは困りものです。
霜柱対策としては、花壇ですとバークチップのようなマルチング材、畑ですと藁を敷いたりして土の表面の水分が凍らないようにする必要があります。

関連記事

生活をより便利にする資材

すぐに伸びてくる雑草にもううんざり!防草シートで長ーく防止
庭や住宅の周囲、空き地など少しの間放っておくと雑草がボウボウ。夏なんて抜いても直ぐに元通り。もう疲れた・・・。そんな方に防草シートがとっても便利!
大切な植木が弱っている?撒くだけ簡単な天然活力剤があります
松の黄化、桜の花芽が少ないなど大切にしている植木にイマイチ元気が無い。そんな時は天然成分で作られた活力剤が効くかもしれません!
人気の記事

生活道具分野の記事

防草・除草資材

ページのトップへ戻る