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防草シートのデメリットについて
便利な防草シートですが、一度敷くと長期間使用できることもあって、敷いた後にスグに撤去ということは考えたくありません。そこで事前に防草シートを使用する事によるデメリットについて考えてみました。
庭の防草対策でも人気
まず始めに防草シートの利用について。近年特に防草シートの存在を一般の方も多く知るようになり、自らシートを手に入れ自宅の周囲や庭へ敷かれる方が増えております。
中々平日はお仕事、週末は用事があったりと、まとまった庭仕事の時間を設けられない家庭が増えているのだと思います。
防草シートのデメリットはどのようなものがある？
これまでの多くの防草シートを取り扱ってきましたので、その中で気がついたいくつかを挙げてみます。
- コンクリートにするより安いが徐々に劣化する
- むき出しの状態だと見た目がイマイチ
- 劣化した後に処分することになる
これらを個別にみていきます。
コンクリートにするより安いが徐々に劣化する
防草シートは、太陽の日差し(紫外線)によって劣化していきます。
もちろん各シートメーカーも防草シートのこのような弱点は分っていますので、それぞれの方針の元に製品を開発、改良しています。主に紫外線による劣化を遅らせるための薬剤(環境に害のないもの)を生地に混ぜ込んだりします。
その他には、シートの上を歩くだとかすると摩耗し傷んできます。これに対しては、表面の加工方法や、繊維の織り方、もしくは上に載らないことが前提といったことで対処しているようです。
これらの劣化要因を効率的に減少させる方法として、防草シートの上に砂利などのマルチング材を載せることがあります。この方法は、同時にマルチング材が地面に埋没することを防ぐ効果もあるので理に適っています。
以上の劣化について考慮する必要がありますが、防草シートが劣化するにしても、コンクリートにする、草刈りを定期的に行う、周囲に考慮しながら除草剤を定期的に散布するといった手段よりは、簡単でコストも比較的安くなると思います。
シートがむき出しの状態だと見た目がイマイチ
防草シートをむき出しの状態でそのまま使用していく現場は少なくありません。空き地や、道路の脇などはこの方法で良いかと思いますが、自宅の庭や周囲に使用する場合は少し違和感があるかもしれません。人目にあまりつかない場所ならばいいのですが。
シートは、主流として黒が多く使用されてきました。近年は景観への配慮という事でグリーンやブラウンも増えてきてはいます。
一般宅で多いのはやはり防草シートの上に砂利やバークチップを敷き見た目にも綺麗に整えている方が多いです。
劣化した後に処分することになる
どの防草シートもそうですが、使用していくうちに劣化し最後には処分することになります。通常は各自治体の決まりによって産業廃棄物として処理することになりますので各窓口へ問い合わせて頂くのが良いです。
シートの種類によっては、ダイオキシンなどの有害な物質を放出しないものもありますので、防草シートを選択する時は処分時の環境への配慮も視野に入れられると良いかもしれません。
今のところは防草シートが一番便利
色々とデメリットを考えてみても雑草を長期的に抑えて、その間は殆ど手入れをしないという条件ですと現状は防草シートが一番便利かと思います。
雑草対策に使える！ザバーン防草シートについて
太い縦横無尽の繊維が幾重にもなり不織布を形成し雑草をくい止めます。一番厚手の240シーズは、突抜け性の強いスギナ・ハマスゲ等もしっかりと抑えます。
環境に安心なポリプロピレン製で、砂利下などの紫外線が直接当らない環境での使用は、半永久的に効果を期待できます。
