去年より少なくなってきた梅と桜の花芽を多くすることはできますか?
老木になったり、樹勢が弱ってくると花芽が少なくなってきます。これを次の年にはまた花芽が多くなるようにする方法をご紹介。
現状の問題について
「樹勢が弱ってきた為に、花の開花時期になっても満開にならず、花が一向に増えるか気配がしない。どうにかして元のように満開の花をつけて貰いたい。」というようなお問合せを春になると多数頂戴致します。
この他には、花の季節外れの狂い咲きもあります。
このような場合について有効な対処法について今回は、書いていきます。
梅・桜の花芽の少量化、狂い咲きへの対処法
まず、花芽が少なくなる場合は、多くの場合は肥料不足や、樹木の根元周りの環境が悪いといった事が挙げられます。
樹木の根元周りが他の植物で覆われていたりすると、栄養分が対象の樹木の根まで到達しません。その為、花芽が少なくなってしまいます。
狂い咲きの場合は、温暖化の影響などが挙げられます。狂い咲きしても、栄養を蓄え通常のサイクルを取り戻せる体力が必要です。
このようないずれの場合も、光合成量を増やし、桜・梅の細根を活発にし、養分を多く蓄えさせる方法をとるようにします。
光合成量を増やすことや、花芽が多くなる栄養分を含んだ配合になっている肥料を下記にご紹介いします。
花芽の増加に最適な肥料
・【オススメ】打ち込み型肥料 グリーンパイル
打ち込み型肥料 グリーンパイルは「ラージ・ミニ・スモール」の3つのサイズから選べる打ち込み型の肥料で樹木の大きさや場所(地面)に合わせて最適なコストで施肥ができ、配合成分をN(窒素)-P(リン酸)-K(カリ)=17%-10%-10%で構成することで植物に必要な3要素を最適なバランスで補給することで樹木を強健で葉色が良い状態にし、花や実を付けやすくできます。
また、効果が長持ちで年間1回の施肥で緩効性肥料のように約1年効果が持続し、成分が土壌の深層までゆっくりと浸透していくので樹木の根を傷めることや肥料やけの心配がないので安心です。
肥料と合わせると効果的な活力剤
・【オススメ】活力剤 スーパーバイネ
対象樹木の根元の周囲に撒く固形の活力剤。雨水等により、徐々に土中へと浸透していき樹木の根から吸収されます。その後、根から吸収されたスーパーバイネは、樹木の光合成量を増加させ、樹木が細根を張ることを促します。細根を多くするということは、栄養分を多く摂取するということなので、樹勢が回復してゆきます。
ここで折角樹木の細根が多くなっても充分な栄養(肥料)が土中になければ意味がありません。その為に肥料を与えるのですが、スーパーバイネに最適な組合せの肥料があります。(下記のもの)
スーパーバイネ使用事例:桜の花芽増加
- 桜の花芽増量にスーパーバイネおよび肥料を使用
- 前年の同時期と比べて花芽が増えているのがわかります。
- 施工場所:滋賀県内
スーパーバイネとグリーンパイルが相性の良い理由は・・・
スーパーバイネとグリーンパイルは「年間を通して溶けていく緩効性の活力剤」と「土壌の深層まで成分を浸透できる肥料」なので相性が良く、「グリーンパイルが土壌に浸透させた肥料成分」を「スーパーバイネが樹木を活性化させることで根からの吸収を促進する(助ける)」ことで「樹木に栄養をしっかりと吸収させ、健全な状態(樹勢が良い状態)にする」ことができます。
そのため、活力剤スーパーバイネと打ち込み型肥料グリーンパイルは年間1回の施肥の場合でも高い効果が期待でき、樹勢をしっかりと回復できるので効果的です。