マツクイムシの原因と対策方法は?
松全体が急激に変色して枯死する「松枯れ」。この症状が発症してからでは対策方法が無く、ほとんどの松が枯れてしまいます。この恐ろしい「松枯れ」ですがその原因はマツクイムシとされています。今回はマツクイムシ発生の原因と対策方法についてご紹介致します。
松枯れの症状
夏~秋にかけて松全体が変色し枯れてしまう病気が「松枯れ」です。稀に年明けに病状がでる木もあります。発症から枯れるまでのスピードが非常に早く、かつ症状が現れてからでは手遅れの場合が多いのがこの病気の特徴です。
松枯れの原因はマツクイムシ
松を枯らしてしまう原因はマツクイムシにあります。マツクイムシとはマツノマダラカミキリとマツノザイセンチュウの複合被害のことを指します。初夏に発生したマツノマダラカミキリが松を食害する際に、体内のマツノザイセンチュウを松に運びます。秋までに時間をかけてマツノザイセンチュウが増殖し、水を吸い上げる管を圧迫し松枯れを引き起こします。
マツクイムシの対策方法
とにかく松にカミキリを寄せ付けないことが重要です。昔から弱った樹や風害樹はカミキリの寄生が多いと言われています。(健康な松は松ヤニを沢山分泌し虫の食害を防ぐため、弱った樹にカミキリが付きやすいとされています。)つまり、樹木を健全に育てることが最も重要なのです。
樹木を健康に育てるためには肥料の管理、水やりの管理が肝要とされていますが、マツは基本的に肥料分も水やりもあまり必要としません。そこで天然活力剤の【スーパーバイネ】の使用をオススメしております。スーパーバイネは肥料分を含まない活力剤のため、やりすぎによる負担の心配がございません。細根を発達させ、光合成能力を高めることで植木を強健に育てます。