庭木・植木の植え付け移植に最適な時期は?
庭木は種類によって最適な植え付け時期が異なります。今回は植木の種類別にオススメの移植時期をご紹介致します。
常緑樹の植え付け時期
常緑樹は基本的に梅雨の植え付けが良いとされています。根が早く活着し、かつ広く伸び栄養を吸い上げる力が強くなります。ただし、夏に入ると高温と乾燥により根が十分伸びきらないうちに発育が止まってしまいます。梅雨の後半での移植はできるだけ避けましょう。
常緑樹の代表例
ツバキ、ツツジ、ジンチョウゲ、ツゲ、マサキ、クスノキ、アカシア、ユーカリ、シャクナゲ、クロガネモチなど
落葉樹の植え付け時期
落葉樹は冬になると葉を落とし、休眠状態になります。休眠中は根が活動を止めるため、移植を行っても植木に負担がかかりません。よって落葉樹は冬の移植が最適です。春の開花が早い樹木は根が十分に伸びきらない恐れがあるため、冬の早い時期に移植を行いましょう。
落葉樹の代表例
イチョウ、ヤマモミジ、メタセコイア、ラクショウ、ウメ、サクラ、サルスベリ、ザクロなど
針葉樹の植え付け時期
針葉樹は葉が細く、気候の影響を受けづらいため夏と冬を除き時期を問わず移植可能です。一般的に松などは3,4月の移植が最も良いと言われています。
針葉樹の代表例
マツ、スギ、コニファーなど
移植後に樹木が弱ってしまった場合は?
樹木が環境に馴染めず、弱ってしまった場合には【植木活力剤スーパーバイネ】の使用がオススメです。肥料分ではないため、弱った植木にも安心してご使用いただけます。またやりすぎの心配もございません。【スーパーバイネ】は植物の細根を増やす効果があるため、根の活着を助け光合成能力を向上させます。この働きによって、弱った植木を回復させます。