液肥 菌の黒汁 とは・・・
菌の黒汁は連作障害や生育促進に効果的な光合成細菌を含む菌体資材。
土壌に2~3週の間 1~2週間に1回の散布することで連作障害を素早く改善でき、
豊富なビタミンとアミノ酸で生育促進をさせる有機JAS対応資材です。
液肥 菌の黒汁 使用例:イチゴ 施用から1ヶ月後の比較
上記はイチゴの栽培を毎年行っている圃場にて
右の施用区に菌の黒汁を施用して1ヶ月後が経過したものを比較したものになります。
左側は効果を比較するための施用を行っていない無処理区となっております。
上記の画像は菌の黒汁を施用してから更に1ヵ月後が経過した状態のものです。
施用区の方が無処理区よりも更に大きく成長し、色が濃い状態になりました。
また、処理区では連作による生育不良や症状などはありませんでした。
使用例をまとめると・・・
- 全体的に施用区の苗の生育が促進されて大きく成長しています。
- 施用区の苗の方が葉色が濃くなり、大きく成長できています。
- 施用区は苗は連作による障害が起きず、順調に生育を進んでいます。
液肥 菌の黒汁 効果
効果1. 光合成細菌の働きで連作障害を改善して生育を促進!
菌の黒汁の光合成細菌は浄化効果がある善玉菌(活発的なもの)を培養してできたものです。
この光合成細菌は高栄養なビタミンを多く含んでいるもので土壌に散布されると急速に増殖、
連作障害の原因になる有害菌を抑制し、アミノ酸を生成して作物に補給することで
良好な生育環境を作りながら作ビタミンとアミノ酸を補給することで生育を促進させます。
効果2. 素早く効いてどの段階からでも使用可能!有効期限もありません!
菌の黒汁は希釈して散布するだけで簡単に使用できます。
しかも、効果が表れるのが早く、一般的な菌体資材(同系)の効果が実感できてくるのが
半年~1年かかるのに対し、菌の黒汁は1~2週間に1回の散布を2~3週間行うだけで
効果が作物に表れ、素早く効果を発揮することができます。
また、有効期限が無く、どの生育段階からでも使用可能なので使い勝手も抜群です。
液肥 菌の黒汁 対象作物と使用方法
施用方法(播種 ~ 収穫まで)
施用方法 | 好適濃度 | 施用間隔 |
---|---|---|
葉面散布 | 500 ~ 1000倍 | 1 ~ 2週間 |
土壌潅水 | ||
備考 ・収穫前日まで使用しても問題ありません。 |
施用方法(堆肥作り)
原料(重量) | 施用方法 | 希釈倍率 | 調整する水分量 | 切り返し:間隔 | 切り返し:回数 |
---|---|---|---|---|---|
1t | 土壌潅水 | 500倍 | 60% | 5 ~ 7日 | 4 ~ 5回 |
備考 ・切り返し時は常に水分量が60%前後になるように500倍の希釈液で調整してください。 ・囲い等で発酵熱が逃げないようにし、発酵温度は70度近くまで上昇させてください。 ・発行中は乾燥しやすいので菌の黒汁 500倍希釈を潅水してください。 |
堆肥作り 詳細
- 原料1tに対して500倍に希釈液を水分量60%になるように潅水し、よく攪拌する。
- 5~7日に1回、合計4~5回の切り返しを行います。
- 合計 30~45日程度で完熟堆肥が完成します。
注意事項
- 切り返し時は常に水分量が60%前後になるように500倍の希釈液で調整してください。
- 囲い等で発酵熱が逃げないようにし、発酵温度は70度近くまで上昇させてください。
- 発行中は乾燥しやすいので菌の黒汁 500倍希釈を潅水してください。
施用方法(水稲)
施用方法 | 使用量 |
---|---|
代掻きの水入れ時に水口より投入 | 反当り:1L |
施用時期 | 施用方法 | 使用量 |
---|---|---|
田植え後40日 ~ 50日 と 田植え後80日 ~ 90日の2回施用 | 水口より投入 | 反当り:1L |
備考 ・除草剤及び農薬使用時には7日程度空けてから施用して下さい。 ・殺菌剤との併用はできません。 |
液肥 菌の黒汁 配合成分
菌の黒汁 配合成分 | |||
---|---|---|---|
窒素 | 0.5% 未満 | リン酸 | 0.5% 未満 |
カリウム | 0.5% 未満 | -- | -- |
備考 原料:水、牛糞、光合成細菌 |