サイトマップ

日常品で雑草対策はできる?

便利な雑草対策!防草シート3種 特典満載の販売はコチラです

防草シートランキング ボタンボタンボタン

身の回りの品で雑草対策できる?

「除草剤や業者に頼ることなく、身の回りにある物で雑草対策できないか」「塩が雑草に効くと聞いたけど」といったお問合せをよく頂きます。今回はプロの視点で日常品が雑草対策に向くかどうか解説致します。

雑草に効く?といわれる身近な物

雑草を枯らすのに効果があるとされる日常品は「塩」「熱湯」「重曹」などが挙げられます。

塩(あるいは塩水)は効く?
塩での雑草対策は絶対にやめましょう!取り返しのつかない事態になる恐れがあります。
結論的に言いますと、塩は雑草(植物全体)に効果がありますが、デメリットも大きいです。まず、塩は土中で分解されないため、雨水などで流れない限り半永久的に残留します。塩漬けの土は新しい植物が育たないばかりでなく、水道管・電話線・さらに住宅基礎を傷める恐れがあります。また、隣家や河川などに流れ出て被害が拡大することも考えられます。お庭に塩、塩水を撒くことは絶対にやめましょう。
熱湯は効く?
熱湯は熱で雑草を枯死させるため、火で焼いているのとほぼ同じ原理となります。塩と違い残留する恐れがないため土地への影響はありませんが、あまりオススメはできません。まず雑草は根まで枯らさないと再生するものがあり、地上部だけでなく地中までしっかり熱を通さなければなりません。そうなると少ない面積でも大量の熱湯が必要になるわけですが、この熱湯を庭まで運ぶという行為が想像以上に危険なのです。私も試したことがあるのですが、鍋で沸かした湯を外履きに履き替えて玄関の段差を越えて運ばなければなりません。一歩間違えると大火傷に繋がる恐れがあります。いくら除草剤が危険と言っても、熱湯での事故を考えればまだ安全とも考えられます。
重曹は効く?
料理・掃除と様々な用途で使われる重曹。昔から植物に対して使用した場合殺菌効果があると言われています。野菜や果樹類のうどんこ病や灰色かび病などに対して防除効果が確認されており、有機農業の場でも使用されています。では雑草の防除には向いているのかと言われると、効果はありますが限定的でご家庭向きでありません。まず、重曹は植物内に吸収されることではじめて効果を発揮するのですが、市販の除草剤などと違い浸透力が低く、葉や茎など表面にかけただけでは吸収されません。高圧噴霧器などで雑草を傷つけつつ散布しなければ枯らすことができないのです。一部のプロ業者で取り入れられている手法ですが、高圧洗浄機のような機材を用意しなければならないため、ご家庭では難しいでしょう。

まとめ

ご家庭で用意できるもので雑草の防除ができないものかと調べてみましたが、やはり難しいようです。雑草の生命力の高さと、対策に取り組む企業の皆様に頭が下がる想いです。ここまで書いてきた私の個人的な意見を述べますと、手っ取り早く、かつお金をかけずに済ませたいのならば除草剤。長期的な防除&安全性を求めるのならば防草シートが良いと思います。皆様のお庭の環境と、経済状況を合わせてお考えください。

便利な雑草対策!防草シート3種 特典満載の販売はコチラです

防草シートランキング ボタンボタンボタン
関連ページ

園芸分野の記事

防草・除草資材

ページのトップへ戻る