味ワンミニトマトの栽培方法は?
培養土からこだわり、温室の中でキッチリとした栽培管理の中で育てられている味ワンミニトマトの作り方をご紹介です。
味ワンミニトマトの作り方
- 播種前作業
- 播種の方法
- [準備するもの]
種子、爪楊枝(1~2本)、コップ2個(1個には水を入れる)、1の(B)で用意した用土入り育苗箱 - [播種の仕方]
- 水の入っていない方のコップに種子を入れる。
- 爪楊枝の先を少しだけコップの中の水で濡らし、種子の入ったコップに入れることで種子が取り易くなる。1粒だけとる。
- 1粒の種子を育苗箱の土の上に筋蒔きする。(点蒔きでもよい)
- その後は、(b)→(c)を繰り返し行う。蒔き終えたら、種子が隠れるように薄く覆土する。
※覆土は、覆土向きのバーミキュライトを使用する。
- [準備するもの]
- 播種した育苗箱を電熱育苗できるトンネルに移動する。
- 電熱マットを加温し、発芽まではビニールで密閉し適温で管理する。
※発芽するまでは、潅水を控える。
- 電熱マットを加温し、発芽まではビニールで密閉し適温で管理する。
- 発芽後の管理
- 換気を行い、日光に当てるようにして徒長しないようにする。
- 発芽後の病害虫は、必要に応じて対策をとる。
- 本葉3枚になったところで鉢上げ。
- 用土を入れた3.5号鉢のポリポットに一本ずつ鉢上げする。
- 鉢上げ後は、温度のとれる場所に移動する。
- 鉢上げ後の管理。
- 鉢上げ後、生育に伴い鉢間を広げて徒長しないようにガッチリした苗を作る。
- 鉢上げ後の病害対策を行う。
- 定植。
- 鉢上げした苗の大きさが10~15cmになったら、直径・深さとも30cm以上の鉢に定植する。
- 定植時に合わせて小さなタライにネットに詰めたビーナスライトを入れておく。その上に定植後の鉢を置く。
- 定植直後の管理。水が鉢底から流れ出る位タップリと1鉢ずつ水をかける。
- 以後の管理。
病害虫への効率的・効果的な使用は、質の良い収穫物を得る為の大切な対策です。
一般のミニトマト栽培農家と比較して当社の栽培方法との違い
- 防虫ネットを張ったハウス内での栽培。
- ミニトマト専用の培養土を作って使用している。
- 鉢栽培。
- 排水には、特に気を使い、ビーナスライトの上で栽培している。
※過剰な水が滞水せず、細根の活性化も促す。 - ハウス内は、循環扇を用い、病気予防の為の湿度調整を行う。
- ハウス内は、農業用防草シートを張り雑草の発生を抑える。圃場からの雑菌の侵入を防ぐ。
適切な設備環境下での栽培は、作物の品質を高くすることに重要な役割があります。