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防草シートが強風ではがれてしまったのですがどうすればいいですか?

防草シートが強風ではがれてしまったのですがどうすればいいですか?

台風や強風、斜面(法面)の関係で防草シートが剥がれてしまう、飛ばされてしまうケースが度々見られます。シートは一度剥がれて煽られてしまうと、大きく裂けたり、傷んでしまう恐れがあります。また、何よりも張りなおす時間と手間がかかってしまうのが一番の問題となります。今回は防草シートが剥がされないようにするための対策方法をご紹介致します。

防草シートが剥がれやすい現場

  • 強風の吹く場所(山間部など)
  • 台風の通り道
  • 元々農地である場所(土が柔らかく、固定ピンが抜けやすい)
  • 地盤が非常に柔らかい場所(固定ピンが抜けやすい)
  • 地盤が非常に硬い場所(固定ピンが刺さらない)
  • 地盤に砂利を多く含む場所(固定ピンが石に当たって刺さらない)
  • 斜面(法面)

防草シートが剥がれないための対策

固定ピンを増やす

シートが剥がれないための一番の方法は固定ピンを増やし、間隔を狭く打込んでいただくことです。固定ピン本数の目安として通常は平米あたり3~4本ですが、剥がれやすい現場では平米あたり5~6本、もしくはそれ以上打込むと良いでしょう。
・【関連】防草シート15cm固定ピン

長い固定ピンを選ぶ

固定ピンは長ければ長い程抜けづらくなります。シートが剥がれやすい現場ではピンの長さが20cm以上の物を使うと良いでしょう。
・【関連】防草シート20cm固定ピン
・【関連】防草シート30cm固定ピン

固定ピンと丸板で固定する

固定ピンを刺す際に丸板を合わせて使用すると、面でシートを固定するためより安定します。
・【関連】固定ピン&丸板セット

粘着テープを使用する

防草シートは端部やシートの重ね合せ部分から風が吹き込み、下から持ち上げられてしまう場合があります。そういった部分には粘着テープの使用をお奨めしております。ただし、通常のテープだとすぐに風化してボロボロになってしまうため防草シート専用の粘着テープが望ましいです。
・【関連】防草シート専用粘着テープ

シートを地面に隙間なく張る

シートが弛んでいたり、地面と隙間がある場合は、その空間に風が吹き込み、シートが下から持ち上げられてしまう場合があります。防草シートは地面と隙間なくぴったりと施工しましょう。地面が凸凹している場合は、事前に整地するのが望ましいです。

上から砂利やバークチップなどの重しを乗せる

砂利とバークチップ

上に砂利やバークチップを乗せることで防草シートの重しにします。費用と手間がかかりますが、一番安定する方法と言えるでしょう。敷き物をすることでシートに当たる日光を減らし、繊維が劣化しにくくなるため結果的に長持ちするのも見逃せません。
・【関連】防草シート上に敷く砂利

現場別の対策方法

強風の吹く現場

  • 固定ピンの本数を増やす
  • 長い固定ピンを選ぶ
  • 固定ピンと丸板を併用する
  • 粘着テープを使用する
  • シートを地面に隙間なく張る
  • 砂利などの重しを載せる

風の強い場所では何と言っても、風の吹きこむ隙間を減らすことが重要です。施工の段階から雑草処理、整地などを行い凸凹を減らし地面にぴったりと隙間なく張りましょう。上から砂利などの重しをすることも有効です。

土の柔らかい現場

  • 固定ピンの本数を増やす
  • 長い固定ピンを選ぶ
  • 砂利などの重しを載せる

土の柔らかい現場では、少しの風でもすぐにピンが抜けてしまいます。ピンの本数を増やす、長い物を使用するなどの対策方法も考えられますが、一番安定するのは上から砂利や石などの重しを乗せる方法でしょう。

土の硬い現場、ピンの刺さらない現場

  • 釘タイプのピンを使用する
  • 太くて折れない固定ピンを使用する
  • 砂利などの重しを乗せる

土の硬い現場では、ピンが刺さらず固定できません。釘タイプの固定ピンや、太くて折れない固定ピンならば刺さる場合もありますので、現場に合わせて試してみましょう。ここでも砂利や石などの重しを乗せる方法が効果的です。
・【関連】極太アンカーピン

斜面(法面)の現場

  • 固定ピンの本数を増やす
  • 長い固定ピンを選ぶ
  • 固定ピンと丸板を併用する
  • 粘着テープを使用する
  • シートを地面に隙間なく張る
  • シートを法頭から法尻にかけて縦方向に敷く

斜面では重しが乗せられないため、固定が難しくなります。また風の影響を受けやすく、煽られてピンが抜けてしまうケースも多々見られます。固定ピンを増やす、粘着テープを使用するなどしてとにかく風の入る隙間を減らすことが重要です。また、シートを張る際には法頭から法尻にかけて縦方向に敷きましょう。横方向に一気に敷くと施工は楽ですが、シートの弛みの原因となります。

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