防草シート固定ピンの種類と解説
「防草シートの購入を決めたけど、固定するのにどういったピンを使えばいいのかわからない」という方のために、本日は防草シートに欠かせない、固定ピンのついて解説致します。
そもそも固定ピンの役割とは何か?
固定ピンは地面に打ち付けることで地表にシートを固定するためのものです。また風によるシートの捲れを抑えます。固定する方法は色々と考案されていますが、現在のところピンを打込んで上から抑えるのが最もメジャーな手法です。
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鉄製ピンの種類
鉄の固定ピンは昔から使用されており、屋外での使用実績が多い素材です。強度と耐候性に優れますが、素材の特性上複雑な形に加工するとコストがかさんでしまうため総じて単調な形のものが多い傾向にあります。長年使用すると表面にサビが現れますが、錆びることで逆に抜けづらくなるという特性もあります。
- 角型固定ピン(オススメ)
- コの字型に二股に分かれているピン。施工のし易さ、抜けにくさ、値段などから最も広く使われているスタンダードな固定ピンとなります。平らで打込み易く、固定後に凹凸ができないのが特長。
- U字型固定ピン
- 角型ピンと違い、ゆるやかな膨らみを持たせた固定ピン。地表に打ち付けても膨らみがあるため抜き取りやすいのが特長。しかし凹凸ができてしまうため、人の移動などにより当たって抜けてしまう恐れがあります。
- L字型固定ピン
- 二股ピンと違い、打込み部分を一本にすることで刺し易くした固定ピン。通常、地盤の固い場所への施工に使われるため、太く長く作られています。柔らかい地面には向いていません。
プラピン (プラスチックピン) の種類
加工のし易さ、強度、価格の面から鉄に次いで多く使用されている素材。コストはほぼ同等となりますが、強度は鉄製ピンよりも落ちてしまいます。しかし、鉄製と違い加工しやすいのが大きな特長。
鉄製ピンだと地中の配管を突き破ってしまう恐れがありますが、プラピンであれば危険度が減るため、配管の多い場所では重宝されています。
- 跳ね返りなしのプラピン
- 通常、ホームセンターなどでよく見られるタイプ。単純な構造で生産コストが安い&軽量で輸送費がかからないことから他の固定ピンよりも安く売られています。
- 跳ね返りありのプラピン
- 跳ね返りを付けることで施工後に抜けづらくした固定ピン。メーカーにより様々な形状の物が販売されているためこれといったスタンダードな形が決まっていません。抜けづらさもメーカーにより異なります。
まとめ
一部の特殊な地形ではプラピンの使用も増えていますが、現状まだまだ鉄製ピンが多いと言えます。なかでもオススメは施工後に目だたない角型固定ピンです。最もスタンダードで大量生産されているため、価格も安くなっています。
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