クズ(葛)とは?
クズはマメ科つる性の多年草(冬になっても枯れずに越冬し、翌年成長する雑草)。古くから食用や薬用、飼糧として採取されていましたが、近年ではあまり利用されることはなく空き地一面を覆う程増殖している姿が度々見られます。根にデンプンを溜めこむ性質を持っており、この栄養分により冬場に葉が枯れても越冬することができます。昔から葛粉としても利用されています。またツルは非常に成長が早く、数十メートルまで伸びることもあります。ツルは地面に触れるとそこから根を出し、別株として成長していきます。このため繁殖力が旺盛な雑草としても有名です。
雑草クズ(葛)の駆除方法 おすすめ除草剤
雑草の中でも最も厄介な植物がクズ(葛)です。繁殖力旺盛、主根は木のように太く硬くなり、ほとんどの除草剤では葉を枯らすことはできても根まで枯らすことができません。そんな厄介なクズ(葛)の駆除方法についてご説明致します。
クズ(葛)の葉部分が枯れる秋冬にオススメな除草剤!
秋冬は、クズの葉の部分が枯れて主根を見つけやすくなります。それの時を活かして直接主根に薬剤を注入することで株を枯らす方法があります。これに最適なのが「クズ専用の防除剤 ケイピンエース」です。
クズ(葛)を全面的に防除する組合わせ!
1. クズ(葛)を駆除するにはどうしたらよいのか?
除草剤を使ったクズ(葛)の駆除方法
まず、根まで枯らせる除草剤で全体を枯らしましょう!
栄養を溜めこんで巨大化したクズは非常に強い生命力を持っているため、簡単には退治できません。巨大な株は、数年単位で枯らさなければならない場合もあります。根に栄養分を貯め、そこから再生する性質を持っているため、まず根を探さなければなりません。ツルや葉を手で刈り取っても良いですが、そこまで労力を割けないという方はグリホサート系の除草剤サンフーロンやラウンドアップを使用しましょう。葉から入って植物全体に作用する性質を持っているため、根以外のツルと葉を枯らすのに効果的です(土に触れると分解されて効果が無くなるため、葉に直接かかるように散布しましょう)。サンフーロン、ラウンドアップともに50倍希釈で散布してください。ジェネリック農薬(製造特許が切れて安価に作れる農薬)で安く手に入るサンフーロンが特にオススメです。
仕上げに残っているクズ(葛)の根を探して処理をしましょう!
根を見つけることができたらここに直接除草剤を流し込みます。中でもクズ退治に特化した専用の除草剤、ケイピンエースがオススメです。ケイピンエースは爪楊枝のような形になっており、クズの根元に直接さして使用します。頭の部分から薬液がとけだし、楊枝の部分を通して根の中に直接浸透していきます。打込む際はあらかじめキリやドリルなどで穴を開け、そこにケイピンエースを差し込んで使用してください。効果は遅効性のため、完全に枯死するまで数か月単位で時間がかかります。
クズの株を見つけるには、冬場の周囲の雑草が枯れている時に行うと効率的です。
2. クズ(葛)を発生させないにはどうしたらよいのか?
クズ(葛)の予防方法
クズは種子によっても繁殖するため、完全に退治してもまた新しい個体が飛来してくる可能性があります。また、隣の土地からツルを伸ばして勢力を伸ばしてくる恐れも捨てきれません。最も効果的な予防法は地面を露出させないことですが、全面をコンクリートやインターロッキングで覆う方法は膨大なコストがかかるため現実的ではありません。
そこで当サイトでは防草シートをお勧めしております。雑草の処理さえしてあればシートの施工から撤去まで個人でできますし、シート自体は空気と水を透すため環境に優しいのも見逃せません。しかし防草シートならば何でも良いというわけではなく、ホームセンターで売られているような安いものだとすぐに破れたり、雑草が突き抜けてしまう恐れがあるため、ある程度品質の伴った物を選ばなければなりません。品質と価格のバランスが優れたエコナル防草シートがオススメです。
オススメはエコナル防草シート
防草シートを初めて敷く方にオススメなのがエコナル防草シートです。価格と機能のバランスが抜群に良いのが特徴です。値段が高すぎず、かつ優れた防草効果を発揮します。高密度不織布シートのため、スギナなどの厄介な強害雑草もキッチリガードします。
プランテックス (ザバーン) 防草シートも人気!
もう一つの人気のシートがプランテックス (ザバーン) 防草シートです。世界TOPブランドの商品のため、とにかく実績豊富なのが特徴です。日本だけでなく、世界でその効果が認められています。また、240タイプはエコナルと比べて厚手で丈夫なのも見逃せません。長持ちする物を選びたいという方にオススメです。
※ ザバーン防草シートBBはプランテックスへと名称が変更になりました。
防草シート ザバーンには緑色のシートもございます。
プランテックス (ザバーン) 防草シートには緑色のザバーン 防草シート グリーンもございます。 世界TOPブランドの商品のため、とにかく実績豊富なのが特徴です。日本だけでなく、世界でその効果が認められています。また、350・240タイプはエコナルと比べて厚手で丈夫なのも見逃せません。長持ちする物を選びたいという方にオススメです。
上記の防草シートのコストや耐久性を比較すると・・・
弊社限定の防草シート「エコナル」と実績豊富な防草シート「プランテックス (ザバーン) 防草シート」を比較すると「プランテックス (ザバーン) 240BB・240G」のが引っ張り強度が高く、厚く丈夫にできていますが、「エコナル」のが㎡価格(平米価格)が砂利下専用の「プランテックス (ザバーン) 125BB」に僅差の価格になっていて「スギナ 等の強害雑草を防ぎ、むき出しでの施工が可能」ですので「むき出しでの施工、砂利下への施工」を行う場合は、「エコナル」を使用することで費用(コスト)を抑えての導入が可能で長期間の雑草対策を行うことができます。
また、エコナル防草シートには色がグリーン(緑色)・ブラウン(茶色)の2色が同じ価格でありますので施工場所の景観に合わせてシートの色をお選び頂けます。
防草シートを買う前に知っておきたいこと!
防草シートは敷き方で耐久性が変わります
折角、質の良い防草シートを用意しても敷き方が悪いと雑草が生えてきたり、風で捲れたりしてシートが傷み結果的に耐用年数を縮めてしまうことに繋がります。
そこで、防草シートの耐用年数を出来るだけ伸ばすための施工方法のポイントをまとめました。
『防草シートの敷き方で耐用年数を伸ばすには?』
防草シートの種類を知って最適なものを選びましょう
数多くの防草シートが販売されていますが、どのような場所でどの程度の質の防草シートを選ぶかはとても大切なことです。例えば、砂利下で使用するのに紫外線に対候性の高い高価なシートを選ぶ必要がないようにです。
そこで、使用する場面で最適な防草シートが選べるようにまとめました。
『防草シート毎のメリット、デメリットを知って最適なものを選ぼう!』
3. クズ(葛)の駆除方法と対策方法
クズ(葛)を枯らすにはこの除草剤の組み合わせ!
クズは根に栄養を溜めこむ性質を持っているため、簡単には駆除しきれません。まず根の位置を確かめる必要がありますが、ツルを刈り取るのが大変という方はグリホサート系の除草剤サンフーロンを使って葉とツルを枯らすと良いでしょう。50倍希釈が目安となります。
根を見つけることが出来たらクズ専用の除草剤ケイピンエースを使用しましょう。根に直接差し込んで薬液を流し込むタイプの除草剤なので、優れた効果を発揮します。差し込む際はあらかじめキリやドリルで穴を開けてからにしましょう。
クズ(葛)の発生を防ぐにはこの防草シートがオススメ!
防草シートを初めて敷く方にオススメなのがエコナル防草シートです。価格と機能のバランスが抜群に良いのが特徴です。値段が高すぎず、かつ優れた防草効果を発揮します。高密度不織布シートのため、スギナ・チガヤなどの厄介な強害雑草もキッチリガードします。