イシクラゲの大量発生。ぬるぬるしていて若干のワカメの臭いが。除草剤は効かないんだよねと社員も諦め気味。
イシクラゲの駆除
職場の敷地内に大量に発生した緑のコレは名前をイシクラゲというらしい。見た目もそうですが、雨の後など足を滑らせることがあったため頭を悩ませていたところ、 丁度取引先よりとあるコケ駆除剤がイシクラゲにも効くという話が。渡りに船ということで、試しに散布することにしました。
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イシクラゲの駆除剤「コケそうじ」
まずイシクラゲの駆除について説明致しますと、一般的な雑草に使う除草剤は全く効きません。なのでコケ及び藻専用の除草剤を使用することになります。コケ専用除草剤として有名なのが【キレダー水和剤】なのですが、残念ながらイシクラゲにはほとんど効果がありません。
そこで今回はメーカー様イチオシのコケ駆除剤【コケそうじ】を使用します。
今回は2L希釈タイプのコケそうじを使用します。主成分は天然由来のグレープフルーツ種子抽出物となっており、農薬および化学合成物質が一切含まれていません。除草剤ではないとのことなので安心ですね。
コケそうじの散布
関連記事でも触れていますが、イシクラゲへの薬剤散布は雨上がり直後が最適とのこと。湿っている状態のイシクラゲにプシュッと散布します。表面がスベスベしていて薬液が流れ落ちてしまうためたっぷり撒くのがコツらしいです。
散布してすぐに変色し始めました。効果が期待できそうです。
散布から一日経過、大きさは変わりませんが黄色く変色しています。明らかに効果が出ています。
散布から三日経過、より全体が黄色くなりました。少し縮んできたように感じます。
散布から五日経過、色の変化はほとんど見られません。まだぬるぬるとしていますが、形が崩れてきました。
散布から十五日経過。最初の頃と比べて形が随分小さくなりました。
散布から二十日経過。少し小さくなったように感じますが、もうほとんど変化は見られません。
散布から三十日経過。台風の影響で一部流されてしまいました。前より若干小さくなっていたように感じていましたが、流出によって比較できない形に。
コケそうじ散布の結果
駆除剤の効果が最も現れたのは初日~三日目までで、色が暗い緑から鮮やかな黄色に変化しました。悩みのタネだったぬるぬるは中々無くなりませんが、日が経つに連れ徐々に小さくなっているのがわかります。
ぬるぬるはいつ無くなるのか?
メーカー様に問い合わせてみたところ、「コケそうじ」はイシクラゲの葉緑体に作用し、光合成を行う器官を枯死させることで栄養の供給を断つそうです。ぬるぬるの物質はすぐには無くならないのですが、作っていたネンジュモ(イシクラゲ)本体が死ぬことで徐々に萎んでいくとのこと。
しかし周囲にイシクラゲが残っていると、そこで繁殖したイシクラゲが侵入して再び増殖することがあるそうです。散布する際には地面を含め万遍なく撒くのがオススメとのことでした。
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