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除草剤散布後に発生する庭の藻や苔、どう退治すればいいの?

除草剤散布後に発生する庭の藻や苔、どう退治すればいいの?

除草剤散布後に藻や苔が大量発生して困ってしまったことはありませんか?実は普通の除草剤は藻や苔には全く効果が無いのです。といいますのも雑草は、藻や苔とは構造が異なるため除草剤の成分が全く効きません。藻や苔にも専用の除草剤というのもがあるのです。今回は藻や苔の除草方法についてご説明致します。

藻や苔の枯らし方

酢を使った除草
イシクラゲ 酢

昔から藻や苔には酢かけるのが良いと言われてきましたが、実際の所は効果はあると言えますが枯殺できるかどうかはかなりムラがあり、一部枯れたり枯れなかったりというような所です。(2倍希釈で散布した時の筆者の感想です。)通常は原液~5倍希釈が一般的なようです。一見安そうに思える酢ですが、苔専用の除草剤と比べると面積あたりにかかる費用はほぼ同等となります。(除草剤は水で希釈するため、少量に見えても沢山散布することができます。)

熱湯を使った除草

熱湯は苔や藻にバッチリ効果があります。単純に焼いているのと同じ効果が得られるため、苔や藻も含め全ての植物に効き目があります。ここまで書くと良い所だらけのように思えますが、実は一番オススメできません。というのも熱湯は持ち運びが危険で、容器をひっくり返してしまうと重大な事故に繋がる恐れがあるためです。また広い面積に撒くには何度も沸騰させる必要があるほか、その度に時間を必要とします。置いておくとすぐに冷めてしまいますし、温めたらすぐに散布しなければなりません。以上のことから非常に取り回しが難しく、危険でもあるのです。筆者の意見ですが、除草剤よりも遥かに危険と言えます。事故に繋がる恐れがあるため、熱湯の散布は控えましょう。また、安いと思われがちな熱湯ですが、電気代ガス代がかかるため、希釈した除草剤と㎡あたりの値段はほとんど変わりません。

苔・藻の専用駆除剤
ゼニゴケそうじ イシクラゲ コケそうじ

一番オススメです。環境への影響などが心配されますが、時間あたりの効率、かかる費用から考えても一番効率的です。一口に苔・藻の除草剤と言いましても、その種類によって効きやすい除草剤が異なるため、ここではメジャーな苔・藻と合わせてオススメの駆除剤をご紹介します。

ゼニゴケ専用駆除剤コケそうじ

ゼニゴケ

苔の中で最もメジャーで厄介なのがゼニゴケです。除草剤散布後の土地に多く繁殖し、放っておくと全面を覆わんばかりに増殖します。まず初めに地面を平べったい苔が覆い、その後に破れ傘と呼ばれる茎のような物を沢山伸ばします。ゼニゴケには【ゼニゴケ専用駆除剤コケそうじ】が効果的です。

ゼニゴケそうじの効果 ゼニゴケ専用コケそうじ

実際に散布した様子が上の写真になります。撒いてから数日で茶色く変色し枯死します。ゼニゴケは通常、仮根と呼ばれる根をだし地面に密着するのですが、枯らすことでこの力が弱まり簡単に剥がすことができるようになります。

イシクラゲに効く!苔駆除剤コケそうじ

庭に生えるわかめ イシクラゲ

イシクラゲは見た目は乾燥ワカメにそっくりで、晴天時はカラカラ、降雨後には水を含んでブヨブヨになる藻の一種です。見た目の気持ち悪さに加えて滑って転んでしまう危険もあるため中々厄介です。梅雨の季節に大量発生している光景がよく見られます。苔の駆除剤として代表的なキレダー水和剤はほぼ全ての苔に効果を発揮しますが、イシクラゲにはほとんど効果がありません。そこでイシクラゲに効果を発揮するのが通常の【コケそうじ】です。化学合成成分ゼロ、グレープフルーツ種子抽出物(GSE)が主成分となっているため環境に優しいのも見逃せません。
※上記でご紹介している【ゼニゴケ専用コケそうじ】とコチラの通常の【コケそうじ】は成分の異なる別の駆除剤となりますのでご注意ください。

コケそうじ散布 イシクラゲ コケそうじ2l

コケそうじは散布後数日で効果を発揮し、イシクラゲが変色しだします。散布する際は乾燥状態を避け、湿潤状態の時に散布すると良いでしょう。(乾燥時はイシクラゲが冬眠のような状態になり、代謝が著しく下がるため)

まとめ

除草剤散布後に苔や藻が大量発生してしまう光景がよく見られますが、これは雑草用の除草剤が効かないためです。苔や藻の専用除草剤を使うと良いでしょう。ゼニゴケには【ゼニゴケ専用駆除剤コケそうじ】、イシクラゲには通常の【苔駆除剤コケそうじ】がオススメです。
※【ゼニゴケ専用コケそうじ】と通常の【コケそうじ】は成分の異なる別の駆除剤となりますのでご注意ください。

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