雑草対策でお悩みの方にはこの2つがオススメ!
防草シート(エコナル・ザバーン)の敷き方
防草シート(エコナル・ザバーンなど)を施工する際には多くの資材(固定ピン・粘着テープ・施工道具)が必要で施工前に確認しておくべき注意点などが多くございます。
そこで、今回は防草シートの敷き方や固定ピンの打ち込み方、注意すべき点などをまとめて皆様にご紹介したいと思います。
防草シートを施工する際にはぜひご参考ください。
防草シートを敷く前に確認!防草シートを敷く手順!
捕捉:防草シートの種類について
防草シートには大きく分けて「不織布の防草シート」と「織布の防草シート」の2種類がございますが種類によって耐久性(対応年数)や抑制できる雑草の種類が異なりますので注意が必要です。
2種類の防草シートの使い分け方としては「雑草をしっかり抑えたい方、耐久性や効果重視で選ぶ方」は「不織布タイプの防草シート」、「なるべくコストを抑えて安価でシートを敷きたい方、農地などの広い場所に敷く方の場合」は「織布タイプの防草シート」がオススメです。
注意:強害雑草(スギナやチガヤなど)を防ぐ場合について
強害雑草(スギナやチガヤなど)を防ぐ場合は不織布の防草シートを敷くようにしてください。
織布タイプの防草シートでは強度が足りず、強害雑草が貫通するので防ぐことができません。
1. 施工場所の雑草を取り除いて整地を行いましょう。
施工場所に雑草が生えていたり、堅いものや異物があると防草シートが破ける原因になりますので施工前に取り除くようにしてください。防草シートを綺麗に敷く為や長持ちさせるには施工前にどれだけ下地を綺麗にできていたかで大分変わります。
注意するべき雑草の種類と処理方法
【上記の画像:注意が必要な根まで処理するべき雑草】
セイタカアワダチソウ、スギナ、メヒシバ、ヤブカラシ、クズ、ススキ
そのほかにもチガヤ、ハマスゲなどには注意が必要です。
これらの雑草は非常に生命力が強い雑草で貫通力が高い雑草で生えている場所に防草シートを敷く場合はしっかり根まで処理する必要がある雑草です。
ヤブガラシやクズのようなツル性植物は近くに生えていると防草シートの上にツルが伸びてきたりもするので注意が必要で株まで処理するがあります。
上記のような雑草が生えている場合は下記の除草剤での処理が最適でオススメです。
【オススメ】根まで枯らす除草剤サンフーロン
除草剤 サンフーロンは水で希釈して散布する「雑草を根まで枯らせる除草剤」で雑草が生えている状態で直接散布しますと晴れた日なら6時間程度で成分が吸収され、強害雑草として有名なスギナやチガヤも根まで枯らすことができます。
農耕地でも使用でき、登録作物も豊富で地面に成分が残留しないので安全も高いので最適です。
また、定番品のラウンドアップと比較して価格が安価なのでコストの削減にも効果的です。
2. 防草シートを広げて敷いていきます。
防草シートを敷く際はシートを地面に置いて少しずつ引っ張りながら転すようにして広げていきます。一度に広げ過ぎてしまいますと風によって敷きにくくなる場合がございます。
防草シートの合せ目は10cm以上設けます。この合せ目が少ないと隙間から雑草が生えてきたり、防草シートが捲れてしまったりする原因につながる場合があるので注意が必要です。
また、壁際などの端はピッタリ合わせるよりも何センチかでも長めにしておいた方が壁との間に隙間ができにくいので効果的です。
防草シートはほつれる事もなく、ハサミで簡単に綺麗にカットすることができるので施工場所に合わせて施工することができます。
3. 防草シートを固定ピンや粘着テープで固定します。
防草シートを剥き出しで使用する場合は固定ピンを防草シートの周囲、合せ目を50cm間隔で打込んで固定します。
剥き出しでの防草シートの施工には固定ピン+黒丸くん(丸板)がおすすめ!
【オススメ】角型固定ピン黒丸くん
防草シート用の固定ピンと防草シートを抑える丸板のセットです。
施工しやすいようにピンは先端が尖っていて頭部分が角型になっており、打込みやすい形にできてます。丸板でシートしっかりと押さえて固定することができるのでシートを剥き出しでお使いの場合に最適です。
雑草防止の為に必要に応じてピンの上、防草シート合せ目、シート端へ粘着テープを貼ることで防草シートの補強(破損してしまった部分の補修や重ね合わせを行った部分の強化)ができ、切込みを入れた場合にできる隙間や周囲の構造物の隙間からの雑草の発生防止を行うことができます。
防草シートに粘着テープを貼る際にはコチラがおすすめ!
【オススメ】防草シート専用 粘着テープ
防草シート専用の雨にも強い粘着テープです。
ピンを刺した上から、防草シートの合わせ目、シートの端部を縁石の合わせ目にお使い頂けます。粘着テープを貼ることにより、雑草が僅かな隙間からも生えてきません。
捕捉:固定ピンの打ち込み方について
固定ピンの打込み間隔は防草シートを施工する場所によって変更して打ち込むようにして下さい。大切なのは、風などによって捲れたり、飛ばされないようにする事です。
また、地面の形状により窪み等でシートが浮いてしまう箇所があれば固定ピンを打ち込むようにして下さい。固定ピンは鉄製のものを使用すると錆びることによって抜け難くなるように設計されているので丈夫なものをお探しの場合は鉄製のものがオススメです。
むき出しで防草シート1m×10mをまっすぐに敷いた場合の固定ピンの打込み例
砂利下に防草シート1m×10mをまっすぐに敷いた場合の固定ピンの打込み例
公共事業にむき出しで防草シート2m×10mをまっすぐに敷いた場合の固定ピンの打込み例
むき出しで防草シート2m×10mをまっすぐに敷いた場合の固定ピンの打込み例
砂利下に防草シート2m×10mをまっすぐに敷いた場合の固定ピンの打込み例
4. 砂利やバークチップなどと併用して敷く場合
砂利と施工する場合
砂利は通路・庭の場合厚み3~5cm程度。
人が立ち入らない場所に施工するでも、防草シートが表面に見えなくなるくらいに砂利を入れて防草シートに紫外線が届かないようにして断つようにしてください。
※シートが見えなくなる程度の砂利の厚みは、使用する砂利の大きさや形状によって異なります。
駐車場の砂利下に施工する場合
駐車場での下地、路盤材へは十分な転圧が必要となります。
駐車場では厚み5~10cm程度で砕石や角張った砂利、クラッシャーランが使用されることが多いようです。
(単一の細かい砂利や丸い砂利を厚く敷くと車のタイヤが沈み、走り難くなる場合があります。)
上の画像は整地した後に防草シートを敷き、その上に砂利を敷いて仕上げた際の事例です。
バークチップ、ウッドチップと施工する場合
バークチップ・ウッドチップ・砂等も防草シートが見えない程度の厚み3~10cm程度。
※シートが見えなくなる程度のバークチップの厚みは、使用するチップの大きさや形状によって異なります。
関連資材:砂利の散らばりや境目を綺麗に作りたい方におすすめ!
砂利が散らばるのを防ぎたい方におすすめ!
【オススメ】砂利ズレ防止材
砂利のズレを防いで平らな状態を維持することができる見切り材です。
防草シート(ザバーン・エコナル)の上に砂利ズレ防止材を載せてから砂利を敷くことで砂利が散らばることがなく、駐車場・通路が快適になります。
境目の景観を綺麗に見せたいとお考えの方におすすめ!
【オススメ】打込み型見切り材
地面に見切り材を打込むことで綺麗に境界線(境目)を作ることができ、マルチング材(砂利やバークチップ、ウッドチップ)が散らばるのを防ぐことができます。
関連情報:丈夫で長持ちするおすすめの防草シートは?
オススメはエコナル防草シート
防草シートを初めて敷く方にオススメなのがエコナル防草シートです。価格と機能のバランスが抜群に良いのが特徴です。値段が高すぎず、かつ優れた防草効果を発揮します。高密度不織布シートのため、スギナなどの厄介な強害雑草もキッチリガードします。
プランテックス (ザバーン) 防草シートも人気!
もう一つの人気のシートがプランテックス (ザバーン) 防草シートです。世界TOPブランドの商品のため、とにかく実績豊富なのが特徴です。日本だけでなく、世界でその効果が認められています。また、240タイプはエコナルと比べて厚手で丈夫なのも見逃せません。長持ちする物を選びたいという方にオススメです。
※ ザバーン防草シートBBはプランテックスへと名称が変更になりました。
防草シート ザバーンには緑色のシートもございます。
プランテックス (ザバーン) 防草シートには緑色のザバーン 防草シート グリーンもございます。 世界TOPブランドの商品のため、とにかく実績豊富なのが特徴です。日本だけでなく、世界でその効果が認められています。また、350・240タイプはエコナルと比べて厚手で丈夫なのも見逃せません。長持ちする物を選びたいという方にオススメです。
上記の防草シートのコストや耐久性を比較すると・・・
弊社限定の防草シート「エコナル」と実績豊富な防草シート「プランテックス (ザバーン) 防草シート」を比較すると「プランテックス (ザバーン) 240BB・240G」のが引っ張り強度が高く、厚く丈夫にできていますが、「エコナル」のが㎡価格(平米価格)が砂利下専用の「プランテックス (ザバーン) 125BB」に僅差の価格になっていて「スギナ 等の強害雑草を防ぎ、むき出しでの施工が可能」ですので「むき出しでの施工、砂利下への施工」を行う場合は、「エコナル」を使用することで費用(コスト)を抑えての導入が可能で長期間の雑草対策を行うことができます。
また、エコナル防草シートには色がグリーン(緑色)・ブラウン(茶色)の2色が同じ価格でありますので施工場所の景観に合わせてシートの色をお選び頂けます。
エコナル防草シートは下記にてお得に販売中です!
防草シートを初めて敷く方にオススメなのがエコナル防草シートです。価格と機能のバランスが抜群に良いのが特徴です。値段が高すぎず、かつ優れた防草効果を発揮します。高密度不織布シートのため、スギナなどの厄介な強害雑草もキッチリガードします。
初めて防草シートを購入する、既に雑草が生えているという場合に!
・【初回限定 お一人様:1点のみ】雑草対策トライアルセット
雑草対策を始める方に最適な「防草シート エコナル」と「除草剤 サンフーロン」のセット。
「除草剤 サンフーロン」は防草シートを敷く場所に加え、それ以外の雑草処理も行えるようにお庭の雑草処理では使い切りがしやすい「2Lサイズを1本」、「防草シート エコナル」は「1m×50mを1本(色:グリーン 又は ブラウン)」に施工に必要な道具4点と固定ピンを添付し、届いてからすぐに作業ができるセットにできています。
価格も通常時よりも「お得な特価」となっておりますので是非ご確認をお願い致します。
防草シートを買う前に知っておきたいこと!
防草シートは敷き方で耐久性が変わります
折角、質の良い防草シートを用意しても敷き方が悪いと雑草が生えてきたり、風で捲れたりしてシートが傷み結果的に耐用年数を縮めてしまうことに繋がります。
そこで、防草シートの耐用年数を出来るだけ伸ばすための施工方法のポイントをまとめました。
『防草シートの敷き方で耐用年数を伸ばすには?』
防草シートの種類を知って最適なものを選びましょう
数多くの防草シートが販売されていますが、どのような場所でどの程度の質の防草シートを選ぶかはとても大切なことです。例えば、砂利下で使用するのに紫外線に対候性の高い高価なシートを選ぶ必要がないようにです。
そこで、使用する場面で最適な防草シートが選べるようにまとめました。
『防草シート毎のメリット、デメリットを知って最適なものを選ぼう!』