防草シートはタバコ(煙草)のポイ捨てで火事になりませんか?
雑草対策資材として昨今注目を集める防草シート。草取りの手間を大幅に削減するということで施工される方も増えておりますが、「タバコのポイ捨てで燃えたり火事になったりしないの?」という声も多く聞きます。そこで今回は人気の防草シート四種にタバコの火が燃え移らないか実験してみました。
エコナル防草シートとタバコ(煙草)の火
エコナル防草シートは厚さ0.5mm、平米あたり目付量150gの不織布シートです。難燃加工が施されているため、燃えにくいととされています。実際にタバコの火を数十秒間押し付けてみた所、シートが溶け穴が開きましたが火が燃え移るということはありませんでした。
プランテックス(ザバーン)防草シートとタバコ(煙草)の火
プランテックス(ザバーン)240BB防草シートは厚さ0.64mm、平米あたり目付量240gの不織布シートです。実際にタバコの火を数十秒間押し付けてみた所、シートが溶け穴が開きましたが火が燃え移るということはありませんでした。
これに対し少し薄くなったものがプランテックス(ザバーン)125BB防草シートです。厚さ0.4mm、平米あたり目付量125gの不織布シートです。実際にタバコの火を数十秒間押し付けてみた所、コチラもシートが溶け穴が開きましたが火が燃え移るということはありませんでした。
ヨンアツ防草シートとタバコ(煙草)の火
ヨンアツ防草シートは厚さ4mm、平米あたり600gのフェルト状不織布シートです。難燃加工が施されているため、燃えにくいとされています。カーペットのような厚さの防草シートなので、見るからに燃えそうでしたが、実際に火を押し付けてみると溶けるだけで火が燃え移るということはありませんでした。
まとめ
今回ご紹介したエコナル防草シート、プランテックス(ザバーン)240BB防草シート、プランテックス(ザバーン)125BB防草シート、ヨンアツ防草シートの四種類全てで火が燃え移ることはありませんでした。これらの防草シートに関しては火事の心配は無いと考えられます。(メジャーな四種の防草シートをご紹介致しましたが、これら以外の防草シートは燃える可能性もございますので、心配な方は施工前にサンプル等を取り寄せてご自身で検証された方が良いでしょう。)
防草シートを買う前に知っておきたいこと!
防草シートは敷き方で耐久性が変わります
折角、質の良い防草シートを用意しても敷き方が悪いと雑草が生えてきたり、風で捲れたりしてシートが傷み結果的に耐用年数を縮めてしまうことに繋がります。
そこで、防草シートの耐用年数を出来るだけ伸ばすための施工方法のポイントをまとめました。
『防草シートの敷き方で耐用年数を伸ばすには?』
防草シートの種類を知って最適なものを選びましょう
数多くの防草シートが販売されていますが、どのような場所でどの程度の質の防草シートを選ぶかはとても大切なことです。例えば、砂利下で使用するのに紫外線に対候性の高い高価なシートを選ぶ必要がないようにです。
そこで、使用する場面で最適な防草シートが選べるようにまとめました。
『防草シート毎のメリット、デメリットを知って最適なものを選ぼう!』